1台あたり200万円の赤字 それでも中国新興EVが資金に困らないわけ
36Kr Japan / by n.murayama / October 06, 2022 at 08:02AM
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中国新興電気自動車(EV)メーカー「NIO(蔚来汽車)」がこのほど第2四半期(4~6月)の決算を発表した。売上高は前年同期比21.8%増の102億9000万元(約2060億円)で、四半期としては過去最高を記録。開発費は同143.2%増の21億5000万元(約430億円)で同じく過去最高となった。赤字も拡大しており、第2四半期の純損失は同316.4%増の27億4500万元(約550億円)だった。今四半期には2万5100台を納車していることから、概算では1台あたり10万元(約200万円)以上の赤字を出していることになる。

「小鵬汽車(XPeng Motors)」も第2四半期の決算を発表しているが、純損失は27億100万元(約540億円)、納車台数は3万4400台であることから、1台あたり平均7万8000元(約156万円)の赤字を出していることになる。「理想汽車(Li Auto)」の第2四半期の決算データによると純損失は6億1800万元(約124億円)、納車台数は2万8700台で、1台あたり2万2000元(約44万円)の赤字だ。

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