維新市議が会派の政活費口座から誤出金、辞職へ 大阪・吹田
瀬戸口和秀、寺沢知海2022年10月6日 20時30分

 大阪府吹田市議会の会派「大阪維新の会・吹田」は6日、所属する松尾翔太市議(33)=1期目=が経理責任者を務めた2019年度以降、政務活動費が入る会派口座から13件計約50万円を誤出金などしていたと明らかにした。松尾氏は、うち4件約25万円は会派口座のカードを個人口座のカードと誤認して今年5、6月に引き出し、生活費に使ったと説明している。

 松尾氏は全額を口座に戻したが、「責任を取る」として坂口妙子議長に9日付の辞職願を提出し、6日に許可された。会派代表の高村将敏市議は近く代表を辞任するという。

 松尾氏によると、会派の口座は個人口座と同じ銀行で、カードは同じ暗証番号にして管理していた。13件のうち残りの9件約25万円は「19~21年度に政活費に使う予定で引き出したが執行されず、その後、口座に戻した。ただ資料がないので、出金した理由を答えられない」と説明している。

※略※

https://www.asahi.com/articles/ASQB66FTTQB6PPTB005.html