静岡市の秋の風物詩「大道芸ワールドカップ(W杯)」のプロデューサーが内部講習会で外国人差別と受け取れる発言をしたとして解任された問題を受け、大会の開催可否を検討していた実行委員会が開催する方針を固めたことが13日、関係者への取材で分かった。
 プロデューサーの奥野晃士氏は9月のボランティア講習会で、参加者に外国人差別と受け取れる文書の配布や発言をしたことが明らかになり、10月7日付で解任された。杉山茂之実行委員長は任命責任を取り辞任した。
 この問題で、実行委は大会の開催可否について関係者と協議していた。出演予定のパフォーマーやスポンサーらの意向を確認した上で、開催に向けて調整を進めていて、当初の予定通り来月4日にオープニングイベント、5、6日にメインイベントを実施する方針だという。

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