進学校の女子トイレに小型カメラ “熱心”な国語教師を盗撮で逮捕 「大変なことを」と自首するも余罪あり 千葉県警

千葉市内の公立高校の女子トイレに小型カメラを設置して女性を盗撮した疑いで36歳の男が逮捕された。
男はあろうことか、進学校として知られるこの高校に勤務する国語教師だった。

千葉市立稲毛高校の教師・滝口大介容疑者(36)は先月29日、校内の女子トイレに侵入して個室内に小型カメラを設置し、女性を盗撮した疑いが持たれている。

事件の発覚は同日。トイレに入った女性教諭が個室内のコンセント部分に、いつもはない3個口のプラグが設置されているのを見つけたことだった。プラグには小さな”何か”が差し込まれていてていて、不審に思った女性は上司に報告。

高校は直ちに千葉西署に通報し、駆けつけた警察が確認すると、”小型カメラ”だったという。盗撮事件の翌日の午後、1人の男が「大変なことをしてしまった」と千葉西署に自首してきた。この男こそ滝口容疑者だった。

千葉県警は建造物侵入と迷惑防止条例違反(盗撮)の容疑で滝口容疑者を逮捕した。市立稲毛高校といえば、中高一貫制で、例年、東大をはじめ名門大学への合格者を多数輩出する進学校。

高校によると、滝口容疑者は今年の4月に同校に赴任し、国語の授業を担当していたという。また、3年生のクラスの副担任をしていて勤務態度は”一生懸命”で”熱心”だったとのこと。

自首した日は2時間目まで普通に授業を行っていたが、午後の授業に現れず、職員が校内を探していた。すると同僚に「警察署に向かっている。本当に申し訳ない」と連絡が来たという。

調べに対し、滝口容疑者は「仕事によるストレスやプレッシャーを発散するためだった」と供述しているほか、「これまで何回かやったことがある」と話していて、千葉県警は余罪についても追及している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96a5aebaa907a7ff6a417b7e93f09910c3d54a8e