サッカーのワールドカップで準決勝に進んだ4カ国(フランス・アルゼンチン・モロッコ・クロアチア)は、い
ずれも日本と比べると小国だ。人口は400万~7000万人。GDPは1番上のフランスが世界7位で、クロア
チアに至っては79位(IMF調べ)。にもかかわらず、その熱い試合は世界から絶賛され、輝いている。国
に対する評価が、国力だけで決まるものではないことの証しだ。

軍備の多寡もまたしかり。防衛費増額を唱える人たちには、はっきりと答えてもらいたい。「有事」の際、
あなたは兵士として最前線に立てますか? 夫や恋人を戦地に送り出せますか? 答えられないのな
ら、増額論など即刻取り下げるべきだ。

国の守りは絶対に必要であるが、“仮想敵国”に怯えて防衛費を上げ続けていたらきりがない。もはや
「戦争ができる国」「戦争ができない国」で逡巡する時は過ぎた。「できる」「できない」ではなく、あえて日
本は「戦争をしない国」であることを選ぼう。毅然として、戦争から距離を置くべきである。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5dcc1ebb30fc6a2e959ad054e6a9779f5b13024