検察側は冒頭陳述で、被告がリプライの後に松永さんにダイレクトメールで謝罪する一方、知人には「母子をお金に錬成した感じで逆にゴミって感じがするな」などとやゆするメッセージを送っていたと指摘。被告人質問では、検察側が莉子ちゃん、真菜さんの名前が書かれている点について「大阪とは関係ないですよね」と尋ねると、被告も認めた。
 松永さんは意見陳述で「私の妻と娘の名前を出している以上、池袋暴走事故について述べたものであることは明白」と訴えた。
 ツイッターでの「お荷モツの子どもも居なくなったから」との文章には「娘がお荷物な訳がない」と反論。「愛する人を侮辱されることは、自分のことを侮辱されたこと以上に傷ついたというのが本音」と述べた。事件後、ツイートの直前に誹謗中傷されることへの恐怖で手が震え、投稿をやめてしまうことが増えたという。

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