7月の安倍晋三・元首相暗殺事件に端を発した旧統一教会問題で、発言がことごとく「炎上」してきた爆笑問題・太田光(57)。教団の「擁護派」とも捉えられた彼の真意はどこにあったのか。太田と番組で共演し、教団追及の先頭に立つジャーナリスト・鈴木エイト氏との対談が実現した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c7c43d4a5fb31289b5e66611365bc052ee51b26

鈴木:一方で、「テレビは見るな。でも太田光さんの言うことは聞け。自分たちがやってることが正しいとわかる」という内容のメッセージが教団の信者たちに出回っていると話題になりました。教団に太田さんの発言が利用されてしまっているという指摘もありましたよね。
太田:それは僕にとって喜ばしいことなんです。僕の声は信者たちに届くんだということだから。「だったら聞いてもらいたいことがある」ってことなんですよ。 僕は立川談志という人物が大好きなんです。彼にとって古典落語は、いってみれば信仰の対象だった。談志師匠は自分の信仰を守るために、時代に取り残された古典落語をもう一度社会の真ん中に取り戻そうと格闘したんです。同じように、これだけ世間から否定される統一教会について信者が本当に信仰を守りたいならば、社会と繋がるよう努力すべきだよと。社会と繋がらないと生き残れないんだから。