~1億円以上の時効当せん金が15本もありました~
当せんを夢見て、お買い求めいただいた宝くじ。当せん番号調べをしないため、
せっかく当せんしていたのに換金をせずに、支払期限切れとなる宝くじの「時効当せん金」があとを絶ちません。
宝くじの当せん金の支払期間は、当せん金の支払開始日から1年で、これを過ぎると「時効」となります。

令和3年度に確定した時効当せん金は、112億円ありました。
これは令和2年度の宝くじ販売総額の8,160億円に対して、約1.37%にあたります。
これらの時効当せん金の中には4億円以上の当せん金が1本あり、1億円以上の当せん金となると15本ありました。
200万円以上の高額時効当せん金は合計27億円超となっており、この金額は全体の約25%に相当します。
残りの約75%のうち大部分は、100円、200円、300円といった末等当せん金などで占められています。
まさに「チリも積もれば山となる」のことわざ通りです。

時効当せん金は、収益金と同様に全額、発売元である全国都道府県及び20指定都市に納められ、公共事業等に役立てられています。
このため、時効当せん金は決してムダにはなっていませんが、
宝くじファンの皆さまには、宝くじは「買ったら調べて、当たったら換金」を忘れないようにお願いします。
https://www.takarakuji-official.jp/news/recent/?newsId=221106