同サイトでは、「フジの女性記者は入社4年目、学生時代に体育会系の部活動に励んだスポーツウーマンで『官邸スタッフにも明るい笑顔を振りまき、すぐにLINE友だちになるような社交的な性格』『もともと他社からマークされる腕利き』『名うての敏腕記者』」と紹介されている。

 この報道の真偽はさておき、記者仲間を驚かせたのはフジテレビの対応だったという。

「フジがFACTAの取材に、“本件(山際氏辞任スクープ)について、そのような(女性記者によるものという)事実はございません”と回答したのは驚きました。誰がどんな取材をしたかということについて外部に対して答えないのが基本。この場合、『取材の過程についてはお答えしない』というのが常套句なのですが、よほど腹に据えかねたのでしょうかね」(前出の政治部デスク)

 この件については、翔太郎氏も「官邸幹部」から尋問を受けたという。

「聞き取りをした官邸幹部が誰か、というのは取り沙汰されました。やっぱり父親として首相が聞いたんじゃないの? とか、いやいや聞きづらいから嶋田さん(隆首席秘書官)でしょう? など諸説出たものの、結局誰が調査をしたのかはよくわからない。ただ、翔太郎氏が、“この件だけは違います”と話した、ということは伝わってきています」(同)

“だけ”とは? 
 この言い回しがまた内部で新たな波紋を呼んだという。

「この件だけの“だけ”って何なんだろう? 他に何があるんだろう? と。普通そんな疑問を抱きますよね。そのあたりについて確認すると、別に思い当たるフシがあるという意味で言ったのではなくて、そういう情報が流れること自体に憤懣(ふんまん)やるかたない気持ちが高ぶったあまり、言葉につい力がこもってしまったらしい、とのことでした」(同)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5044ae30956dd711eebe1629e819a02298402462?page=2