https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221229/k10013937881000.html

韓国 ソウル近郊の高速道路で火災 5人死亡37人けが

韓国の首都ソウル近郊の高速道路で火災が発生し、これまでに5人が死亡、37人がけがをしました。韓国メディアはバスとトラックの追突事故をきっかけに火が出て高速道路を覆う防音用の屋根に燃え移って被害が拡大したのではないかと伝えています。
地元の消防によりますと、29日午後2時前、ソウル近郊のキョンギ道(京畿)クァチョン(果川)の第2キョンイン(京仁)高速道路を走行していたトラックから火が出ました。

公共放送のKBSが伝えた現場の映像からは、高速道路を覆う屋根の部分が広い範囲にわたって激しく燃えて真っ黒な煙が立ちのぼっている様子がわかります。

火は2時間余りで消し止められましたが、消防によりますとこの火災でこれまでに5人が死亡、3人が大けがをしたほか、34人が煙を吸うなどして病院で手当てを受けているということです。

また車両45台が燃えたということです。

韓国メディアは当初6人が死亡したと伝えていましたが、消防によりますと集計し直した結果、死者は5人だったとしています。

火災の原因について韓国メディアは、バスとトラックの追突事故の後にトラックから火が出て高速道路の防音用の屋根に燃え移って被害が拡大したのではないかと伝えています