射水市の民宿でカレーを食べた12人が食中毒の症状を訴え、富山県はこの民宿を3日間の営業停止処分としました。

食中毒が発生したのは、射水市にある割烹民宿、青山・有磯亭です。
県によりますと、今月11日、この民宿でカレーを食べた10代から70代の男性12人が、下痢や腹痛などの食中毒の症状を訴えました。
そのうち10人が医療機関を受診しましたが、入院者はおらず、全員が快方に向かっているということです。

その後の調査で、原因となったのは、煮込み料理などに多く発生するウエルシュ菌であることがわかりました。
ウエルシュ菌による食中毒は全国で毎年のように発生していますが、県内では2006年以降、発生していませんでした。

県は、この民宿を17日から3日間の営業停止処分とし、詳しい調理工程などを調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7368cb1b59ae92deaacbd05dcc6f987ff8858490