Microsoft、Windows 10の起動画面にWindows 11への更新を促す画面を強制表示

Windows 11のユーザー数の伸び悩みに苦心するMicrosoftが、Windows 10ユーザーにWindows 11への移行を促進する新たな試みを始めたようだ。
Betanewsは2月3日、「Microsoft is pestering Windows 10 users with an incredibly deceptive Windows 11 upgrade nag screen」において、Windows 10の起動時に全画面表示でWindows 11へのアップグレードを促すメッセージが表示されるようになったと伝えた。

Microsoftではこれまでにも、ダイアログメッセージなどを通じてWindows 11へのアップグレードが可能であることをユーザーに通知してきたが、起動時に表示される今回の画面はこれまで以上にユーザーを混乱させやすいものになっている。
本稿執筆時点において、日本語環境で確認した現象は、対象となったWindows 10マシンで、起動時に全画面で「ロックが解除されました: Windows 11への無償アップグレードの対象です」と表示されるというもの。
メッセージの下には、[取得する]と[スケジュールする]という2つの選択肢が示されている。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230206-2584594/images/001.jpg
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