『DEATH NOTE』や『銀魂』も…今年で『涼宮ハルヒシリーズ』が20周年!2003年に連載開始された名作たちを振り返る

谷川流氏の名作『涼宮ハルヒシリーズ』は、『涼宮ハルヒの憂鬱』をはじめ現在までに12巻が刊行されているライトノベル作品だ。そして今年は、本作が20周年を迎える記念すべき年となる。
そんな人気作が連載開始された2003年は、「イラク戦争の開戦」や「SARSウイルスの流行」など、近年に通じる出来事が起こった年でもあった。
今回は、『涼宮ハルヒシリーズ』が連載開始された2003年にスポットライトを当て、同年に連載がスタートした名作たちを振り返りながら紹介していこう。

■実写映画やドラマも人気を博した『DEATH NOTE』
大場つぐみ氏(原作)、小畑健氏(作画)による『DEATH NOTE』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2003年から2006年まで連載されていた。
本作は名前を書いた人間を死に追いやることができるという恐ろしいノート「デスノート」を巡るサスペンスで、美麗な作画も相まって多くの読者の記憶に残る名作となった。
天才的な頭脳を持つ主人公・夜神月と、世界一の探偵と称されるL(エル)との攻防に手に汗握った読者も多いだろう。2006年には2部構成の実写映画が公開され、2008年にはLを主人公としたスピンオフ映画、そして2016年には本編から10年後の世界を描いた続編映画も公開された。
最初の実写映画化から月日を経て、2015年にはキャストを一新し、オリジナルストーリーを描いた実写ドラマも制作されており、主演の窪田正孝は第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞するなど、シリーズを通して高い評価を受けている。
ちなみに、この『DEATH NOTE』を皮切りに大場氏と小畑氏はたびたびタッグを組み、『バクマン。』『プラチナエンド』と、次々と作品を世に送り出している。2人の強力タッグに今後も期待したい。

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