これもしばしば指摘されるように、「弱者男性」と言っても、発達障害や精神疾患の傾向のある人や、「軽度」の知的ハンディのある人や、虐待やイジメの被害者など、様々な問題が絡み合っているし、グレーゾーンの人もたくさんいる
(中略)
他者からの承認を期待することは、それが満たされないと、被害者意識や攻撃性に転じてしまう。それならば、他者からの承認を期待するのではなく、当事者としての自覚を持つこと。自分たちをマイノリティや社会的弱者と呼べるとは思わないが、それでも、非正規男性(弱者男性)としての当事者性を自覚していくこと。承認から自覚へ。そして責任へ。そうした意識覚醒が必要ではないか。

https://bunshun.jp/articles/-/44981?device=smartphone&page=2