視覚障害者も撮影しやすいカメラ ソニーが3月発売:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2113P0R20C23A2000000/

ソニーグループ傘下のソニーは21日、眼鏡などをかけても十分な視力を得られない視覚障害の人でも撮影がしやすい機能を持つカメラを3月24日に発売すると発表した。
半導体関連のQDレーザの技術と組みあわせ、カメラが捉えた画像を網膜に直接投影する仕組みを搭載し、
視力が弱い人でもくっきりとした画像で認識できるようにする。

利用を想定するのは「ロービジョン」とされる視覚障害者。
一般的に眼鏡やコンタクトレンズを装着しても視力が0.3未満の人を指す。
日本では「弱視」と呼ばれることもある。
ソニーによればロービジョンの人は世界に約2億5千万人おり、日本でも約145万人いるとされる。