文章作成・資料要約に役立つ「対話型AI」サービス開始…メタが研究者向けに
米SNS大手メタ(旧フェイスブック、FB)のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は24日、研究者向けに人工知能(AI)を用いた対話型サービスを開始すると発表した。文章作成や資料の要約、数学の解析やたんぱく質の構造の分析などに役立つという。

政府や大学などの研究機関に所属する研究者を対象とし、研究目的を主体とし、商業利用は認めないという。ラテン文字とキリル文字を中心に20言語に対応するとしている。メタは昨年11月にも研究者向けに別の対話型AIサービスの提供を開始したが、数日でサービス停止となった。誤った情報に基づく回答が見つかるなどして利用者から批判を受けたためだ。

対話型AIを巡っては、マイクロソフトとグーグルが今月、相次いで検索サービスへの導入を発表している。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230225-OYT1T50341/