『CR花満開』のヒットで知られる西陣が廃業、70年の歴史に幕

パチンコ機の販売等を手掛ける㈱西陣(井置定男代表取締役)は3月1日、ホームページ上でこれまで70年余り続けてきた事業の終了および廃業を伝えた。

同社は1951年、故清水一二氏が群馬県桐生市で設立(当時の社名:有限会社清水鋳工所)。当初はパチンコ機の製造を行っていたが1960年、社名を西陣に変更(有限会社ソフィアを製造部門として分離独立)して以降は、遊技機と補給設備の販売を手掛けていた。

1993年には『CR花満開』を発売。CR機黎明期の大ヒット機種であり、その後のCR機普及を大きく後押しした機種として知られる。

近年、パチンコ市場の縮小やコロナ禍など厳しい経営環境が続くなか、ギリギリまで事業継続を検討したが、今後、より状況が厳しくなると判断し、今回の措置に至った。

https://web-greenbelt.jp/post-69201/



パチンコの京楽、250億円超の減収
2023年2月27日 13:00
https://www.data-max.co.jp/article/62278

パチンコ・スロットメーカーの京楽産業.(株)の2022年6月期決算が明らかになった。売上高268億3,800万円、経常損失67億3,900万円、当期赤字79億600万円を計上。売上高は前期比257億700万円の大幅減収となり、赤字転落となった。

同社はパチンコ「ウルトラ6兄弟Light Version」、「乃木坂46」などの話題作を市場に投入したものの、前期を代表する「冬のソナタ FOREVER」を上回るほどの評価を得られず。YouTubeの公式チャンネルでは、有名人を起用した新台の実践動画を多数上げるなど、広報活動にも注力していたが、相乗効果の発揮にまでは至らなかった。

話題を呼んだ乃木ぱ

今期は、すでにホールで稼働中のパチンコ「ウルトラマンティガ1500×84」や、3月に販売を控える、出玉性能が強化された「乃木坂46トレジャースペック」による、巻き返しが期待される。