※2023/03/01 13:10
読売新聞

 鳥取県大山町に住むインドネシア人男性3人が2月、ため池でおぼれている男児(5)を連携して救い出した。とっさの判断で幼い命を救った栄誉をたたえ、琴浦大山署から1日、署長感謝状が贈られる。

 3人はアディ・レイナルディさん(27)、ナジル・ザナリさん(29)、ローマディさん(32)。在留資格「特定技能」で来日し、昨年から県西部特産の野菜を中心とした仲卸業を営む「国崎青果鳥取営業所」(米子市淀江町)で、ブロッコリーの収穫や選別作業に従事する。

 2月11日の午後5時頃のこと。3人はブロッコリーの選別を終えてJR大山口駅(大山町国信)近くの「笠原池」の横を車で通りかかった。いつもの帰り道だったが、助手席に座るアディさんがフロントガラス越しに、池の水面に動く赤いものに気づいた。堤には子ども2人が立ち尽くし、すぐに人だとわかった。

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