スーパーファミコンカセットの内部基板を見せて販売する残念な理由

 家電のケンちゃんやBEEP 秋葉原店など、中古品ゲームを扱う一部のショップでは、スーパーファミコンなどのカセットを“殻割り”して内部基板を見せた状態で展示している事があります。
店頭で初めてこの様子を見た人は「何で?」と思うかもしれませんが、これはカセットが本物である事を証明するために行っているんだとか。

 近年、レトロゲームの人気が高まり、入手しにくいレアなゲームタイトルは高値で取り引きされていますが、そこに目を付けた悪徳業者などが偽物を製造し、ネットオークション、フリマサイトなどに出品したり、中古ショップに持ち込んだりしているようです。
 家電のケンちゃんによると、偽物は「カセットだけではなく、パッケージやマニュアル、付属のハガキまでコピーしている」そうですが、内部基板のつくりが本物と違うとか。

 こういった理由から、店頭ではレアなゲームタイトルを扱う場合、内部基板を見せて販売しているほか、買取時も必ず内部基板のチェックを行うそうです。

 当時、スーパーファミコンで遊んでいた時に、内部基板を見せてゲームを販売するような時代が来ると予測できた人がどのくらいいるかわかりませんが、なんとも残念な状況です。
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「レンダリング・レンジャーR2」販売時の様子(BEEP 秋葉原店)(25万ぐらい)
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