バンコクで学校給食選挙、児童・生徒らが投票

 バンコク都(BMA)は、児童や生徒が給食のメニューに投票できるキャンペーン「Choose Your Nutritious School Meals」を
2023年3月14日より開始しました。

 「Choose Your Nutritious School Meals」は学校給食の食材サプライヤーであるBe Geniusと提携して、
サパーンスーン区にあるSurao Siro School(โรงเรียนสุเหร่าซีรอ)でパイロット版が開始され、副知事が開始式を主宰しました。

 「Choose Your Nutritious School Meals」では、児童と生徒や保護者、教師が学校で提供される朝食と昼食の給食メニューに投票します。

 バンコク都によると、「Choose Your Nutritious School Meals」では、おいしくて健康的な食事をさまざまな種類から選ぶことができ、
すべてのメニューは、年齢層に応じた栄養と量について、バンコク都の学校給食基準に準拠しています。

 また、保護者が子供の食事量を把握できるように、各料理の栄養素とカロリー計算の表も付いています。

 副知事は「栄養価の高い食事は、子供の脳の発達を助けるので食事は重要です」と述べています。
「しかし、私たちは、消費者が学校で食べたいものに投票できるようにすることで、消費者のニーズにも応えたいと考えています。」と続けました。

 また、このキャンペーンでは、来る総選挙で使用されるのと同様の投票手続きによって、子供たちが食事を選ぶことを奨励しています。

「今日、子供たちは民主主義のプロセスを学んでいますが、代表者を選ぶ代わりに、食事に票を投じるのです」と副知事は述べました。

 3月14日には、同校の児童・生徒が朝食12メニューと昼食15メニューに投票しました。投票数の多かったメニューは、21日から提供される予定です。

https://www.thaich.net/news/20230318rw.htm