間に合うか「国策グローバル化」 鍵は国際性と研究力 衰退傾向に歯止めを

日本の最高学府の衰退が止まらない──。
英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が2022年10月に発表した
「THE世界大学ランキング2023」は、そんな厳しい現実を私たちに突きつけた。

 国際性や研究力などの5分野の評価に基づいて世界の大学を総合的に順位づけしたもので、
日本勢で最高順位だった東京大学は前年の35位から39位に後退。
2番手の京都大学も61位から68位に順位を下げた。
100位以内にランクインした日本の大学数は2校であり、10年以上前から変わらない。
躍進する中国の大学などに次々と追い抜かれた。

https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/special/01410/