
広島駅駅ビルトイレ 紙袋中身は落とし物で危険なし 警察が確認
2023年4月25日 23時51分
25日、広島市のJR広島駅に直結する駅ビル内のトイレで見つかった紙袋について、警察が不審物の疑いがあるとして中身を確認した結果、落とし物として届けが出されていたアタッシェケースで危険物ではなかったことがわかりました。
25日正午すぎ、JR広島駅に直結する駅ビル内の男子トイレを利用した人が、「トイレの中に紙袋が置いてある」と付近を警戒中の警察官に伝えました。
警察は不審物の疑いがあるとして駅ビルの中にいた客や従業員を避難させたほか、山陽新幹線も1時間半あまりにわたって運転を見合わせるなどしておよそ2万2700人に影響が出ました。
警察が爆発物の処理にあたる部隊を出して、紙袋を安全が確保される場所に移動させて中身を確認したところ、横幅が35センチほどのアタッシェケースが入っていたということです。
アタッシェケースは落とし物として持ち主から警察に届けが出されていたもので、中からは日用品などが見つかり危険物ではなかったということです。
G7広島サミットを来月に控え、駅などでは警戒が強化されていて、現場は一時騒然となりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230425/k10014049561000.html
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