配管工マリオは異世界転生しキノコで無双する(小原篤のアニマゲ丼)

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」は米国で大ヒットしてますが観客と批評家の評価が真っ二つ。
なぜでしょう?

私が思うに、一般客の多くは「マリオ」のゲームとキャラへの好感(&楽しい思い出)が評価のベースにあり、
批評家はそれをベースにしない(すべきでないと考えているか、ゲームに親しんでない)から。

それとドラマが割とたわいないというかアッサリめなので、
歯ごたえとか奥深さを求める向きには物足りないんでしょう。
私は大人になってから「スーパーマリオブラザーズ」をちょっとだけプレーした程度ですが、
映画を見て「ああ、ゲームをやってるとき脳内に広がる楽しい世界を何倍も理想化して
完璧な映像に仕立てたんだな」という感想を持ちました。

ゲームへの好感(思い出)がないと「なんだ、既存のゲームをアニメにしただけじゃないか」となるでしょう。
https://www.asahi.com/articles/ASR4P3HZ1R4NUCVL026.html