https://i.imgur.com/VXINqON.jpg
4/30(日) 10:55配信

中日スポーツ
トラウトを出迎える大谷(AP)

◇29日 MLB ブルワーズ7-5エンゼルス(ミルウォーキー)

 エンゼルス・大谷翔平が「3番DH」で先発出場。今季最長17連戦中で真30日のブルワーズ戦も出場予定で疲れ知らずの「完走」は確実な状況だ。

 チームは14日の敵地・レッドソックス戦から過酷な連戦がスタート。東海岸、西海岸、中部と移動も激しい中、トラウトら他の主力選手は休養日を挟みながら出場してきたが、大谷に「休養」の2文字はない。

 この日は、21年にサイ・ヤング賞を獲得したバーンズ初対戦。3回1死一塁の第2打席。1ボールから一、二塁を破って、ネトが一気に三塁に進む理想的な右前打でチャンスを広げた。これで大谷は4試合連続安打。トラウトの6号2ランが出た直後の8回の第4打席でも2番手ペゲーロから右前打を放ち、今季9度目、2試合ぶりのマルチ安打とした。すかさす二盗を成功させると、ダブルスチールで三盗も決め今季の盗塁数を5に伸ばすなど連戦の疲労感は微塵も感じさせなかった。

 9回にはトラウトにこの日、2発目の7号2ランで2点差。守護神のウィリアムズを引っ張り出し、大谷が今季2度目の3安打となる中前打を放つ。ただその後は沈黙し、チームは破れて14勝14敗と勝率5割に逆戻り。今季最長17連戦の星勘定も7勝9敗となり、30日の試合を残して負け越しが決まった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3893d7520fc896c664c9530fc339d8afbabf282