https://news.yahoo.co.jp/articles/fd2c547276bfe47ced4521562376675d55d70e21

日本から輸入されたイチゴから規定を満たさない残留農薬が相次いで検出されている問題で、
衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は3日、日本からの要請を受け、台湾でイチゴへの使用を認めていない農薬2種類について、残留農薬の基準値の設定に向けて動いていると明らかにした。
早ければ2週間以内に基準値を公表し、各界からの意見を募った後で正式に施行するとしている。

今年に入り、残留農薬の規定違反を理由に水際検査で不合格になった日本産イチゴは24件に上る。
日本産イチゴを巡っては、前年度から不合格の割合が高まっており、今年度は抜き取り検査の割合を20~50%に引き上げた他、
昨年末や今年初頭からは新たな業者が日本から輸入するイチゴに対して全ロット検査を実施するなど対応を強化している。
不合格の原因の多くがフロニカミドやクロルフェナピルの規定違反となっており、日本は今年2月、この2種類について残留基準値の設定を台湾に申請していた。