【任天堂決算】Switch(有機EL)やデジタルビジネスが好調。『ポケモンSV』などを含むミリオンセラータイトルは35タイトルに

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Nintendo Switch(有機ELモデル)の販売台数が大幅に伸びる
 Nintendo Switchの販売状況を見てみると、全体的に前期を下回っているものの、Nintendo Switch(有機ELモデル)は前期の580万台から当期は922万台と群を抜いて売上を伸ばしている。

 全体的な落ち込みの要因として、決算短信では夏の終わりごろまで半導体部品などの供給不足で影響を受けたことに加え、年末商戦で前期ほどの販売が伸びなかったことを挙げている。

 また、年間プレイユーザーは継続して増加しており、1億1400万に到達しているとのこと。

 さらに自社ソフトウェアの販売本数が、Nintendo Switch発売以来3番目の水準になった。代表的なタイトルを出すと『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が2210万本、『スプラトゥーン3』が1067万本が該当する。

 また、『マリオカート8 デラックス』(2017年4月28日発売)はかなりのロングスパンで売上を伸ばしており、当期で845万本を売上げているという(累計5379万本)。ソフトメーカーと自社ソフトを合わせると、当期のミリオンセラータイトルは35タイトルになるとのこと。

 デジタルビジネスについては好調で、前年同期と比べて12.7%の増加となった。デジタル売上については、パッケージ併売ダウンロードソフト、ダウンロード専用ソフト、追加コンテンツ、Nintendo Switch Onlineなどの売上高となる。

“一家に一台”から“一家に複数台”、さらに“ひとりに一台”の普及を目指す
 ハードウェア面では、Nintendo Switchの魅力を伝えることで“一家に一台”から“一家に複数台”、さらに“ひとりに一台”の普及を目指していくという。

 また、ソフトウェアでは発売済みタイトルに加え、新作タイトルや追加コンテンツを継続投入することでプラットフォームを活性化させていくことになる。

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