女性14人が一日交通警察官 道路横断中の事故多発に注意呼びかけ 大分

春の全国交通安全運動の一環として12日、一日交通警察官に委嘱された女性14人が大分市中心部で事故防止を呼びかけました。

一日交通警察官に委嘱されたのはトキハや日本製鉄など大分市内の企業や団体に勤務する女性14人です。

大分中央警察署の脇一朗署長が委嘱状を渡し、代表としてトキハの佐藤ゆいさんが「それぞれの職場から交通事故が起こらないよう努力します」と決意を述べました。このあと一日交通警察官はトキハ本店前でチラシや反射材を配り、交通安全を呼びかけました。

大分中央署管内の人身事故は今年に入って222件、死傷者271人と、去年より減少していますが、依然として目立つのが歩行者が道路横断中の事故です。4月17日には大分市明野北で79歳の男性が道路を横断中に軽乗用車にはねられ死亡する事故が発生していて、大分中央警察署は指導・取り締まりを強化しています。

大分中央警察署・二宮伸弘交通第一課長「信号機のない横断歩道、歩行者がいるときには必ずとまれということを心がけていただきたいと思います。歩行者の方は横断歩道を渡ろうとするとき、車に対しても軽く手をあげるなど道路を渡ろうとする意思表示をお願いしたいと思います」

春の全国交通安全運動は5月20日まで行われます。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/483192?display=1