松本潤さんら大河ドラマ「どうする家康」の出演者を迎え、浜松市中心部で繰り広げられた五日の騎馬武者行列を巡り、ユースク取材班に「来場者は六十八万人もいなかったのでは」という声が寄せられた。関係者に数字の根拠を尋ねると、実態との隔たりが浮かんできた。 (高橋雅人、木造康博、鈴木弘人)

 「観覧定員の二万二千人を含め、沿道などに六十八万人(主催者発表)が詰めかけた」。本紙も六日付で報じた来場者数に異議を唱えたのは投稿者だけではない。県警関係者の見立ては「観覧定員の倍くらい」。当日の警備に携わった関係者も「五、六万人じゃないか。多くても十万人ぐらいだろう」と推察する。

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