インフルエンザの大規模感染が全国各地の学校で相次いでいる。

インフルエンザはそろそろ終息する季節のはずだが、500人規模の集団感染が分かった学校もあり、異例の事態だ。専門家は、新型コロナウイルスの感染対策が緩和された影響を指摘する。

 4月下旬、熊本県内の高校でインフルエンザによる欠席者が増え始めた。体育大会に向け、生徒たちが練習に励んでいたころだ。

 4月最後の週末には、感染者が急増。5月1日朝には84人が欠席し、急きょ2日までの休校を決めた。

 体育大会も大型連休明けに延期。学校によると、感染者は最終的に100人を超えたとみられるという。

全校生徒2千人で応援合戦した学校も
 感染が急拡大した理由ははっ…

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https://www.asahi.com/sp/articles/ASR5M6FJ2R5MTIPE00X.html