“あ、これまずいな” 10代や20代も尿漏れ 1人で悩まないで
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「かがんだときに止めることができないというか、尿漏れをしてしまったときに
『あ、これまずいな』と思いましたね」実情を明かしてくれたのは、お笑いタレント、
森三中の黒沢かずこさん(44)です。

黒沢さん「かがんだときに止めることができないというか。尿漏れをしてしまったときに
『あ、これまずいな』と思いましたね。昔よりも我慢できなくなってきたというか、
最近だと玄関開けたとたんに安心してなのかストップができなくなっちゃうんですよね。
『トイレに行きたい』と思ったときにはもう遅いです」

40歳以上の3人から4人に1人が経験しているという「尿漏れ」。加齢や出産の影響だと
言われていますが、20代でも尿漏れに悩むケースが多いことがわかってきました。
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取材に応じてくれたのは、トランポリンの佐藤優菜選手(26)です。15歳の頃、練習中に、
思わぬ感覚に襲われたといいます。「生理がきたのかな?」トイレで確認すると、
経血はついていないのに下着がぬれていて、不思議に思いました。

その後、同じようなことがたびたび起きて、尿漏れを自覚するようになったといいます。
佐藤選手は当時、シートをつけて対処しましたが、競技でレオタードを着た時は、
もれてしまうのではないかと、常に心配だったといいます。

そして、「自分の体は大丈夫なのか」。不安を抱えるようになりました。
それでも、当時は誰にも相談することができなかったといいます。

・指導者も戸惑い
症状が出た教え子に、どう対応すればいいか戸惑う指導者もいます。大阪 八尾市の
強豪トランポリンクラブで指導する、井上涼子さんです。練習中、時にはレオタードが
ぬれている状況も目の当たりにしたといいます。どうすれば状況を改善し、
教え子の不安を拭ってあげられるか、頭を悩ませています。

井上涼子さん「いつもこちら側から『どうなん?』みたいな感じで、ちょっと聞いたりは
するんですけど、なかなか素直には言ってもらえないです。聞くとやっぱり
恥ずかしそうな顔をするので。
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