2020年に不倫相手の女性を射殺した米国の元警察官に終身刑が下されたが、裁判で明らかになった犯行動機に驚きの声が上がっている。

 22日に終身刑が下されたのは、ジョージア州のリッチモンド郡保安官事務所に勤務していた元保安官代理のジェイソン・カニンガム被告(48)。

 オーガスタ地方検事局の声明によると、カニンガム被告は、3人の子供を持つニコル・ハリントンさん(当時37)と不倫関係にあったが、2020年6月18日午前、同州オーガスタのコンベンションセンターの駐車場で関係解消の話し合いを持った。

 その際、激しい口論となり、カニンガム被告は、ニコルさんから“あそこのサイズ”を侮辱されて激高、エレベーターに乗ろうとしたニコルさんの後頭部を銃で撃ち抜いたという。

 その後、カニンガム被告は現場から逃走、クラークスヒル湖で警官と8時間に及ぶにらみ合いになり、その後、逮捕された。

 カニンガム被告は18年までリッチモンド郡保安官事務所に14年間勤務。その後、退役軍人団体でマーケティングディレクターとして働いていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4acc0574503532f2d24dbcdb133793d4096944d8