インドのビハール州サラン地区チャプラにある民間医療機関「サンジワニ・ナーシング・ホーム(Sanjeevani Nursing Home)」で12日、プラスタ・プリヤ・デヴィさん(Prasuta Priya Devi)が女児を出産した。

女児は大きな逆三角形の頭に耳が4つ付いていたほか、腕が4本、脚が4本あり、病院長のアニル・クマール医師(Dr. Anil Kumar)らを驚愕させた。

公開された写真を見ると、余分な腕は通常の腕の後ろに羽のように付いており、胴体からは2人分の脚が向かい合うように突き出している。

プラスタさんは初産で、妊娠中は合併症で苦しんでおり、医師らは出産前の検査で赤ちゃんの異常に気付き、「母親の命を危険に晒さないように」と帝王切開での分娩を行ったという。

こうして誕生した赤ちゃんは、心臓が2つ、脳からつながる脊髄も2つあったそうで、噂は病院のスタッフや患者に瞬く間に広まった。
また女児の写真がSNSで拡散し「神の生まれ変わりでは?」と注目され、病院の前には一時、赤ちゃんを一目見ようと大勢の人が押し寄せた。

クマール医師は「赤ちゃんは結合双生児である」と指摘し、次のように述べた。

「赤ちゃんは本来、一つの受精卵が分離した一卵性双生児として生まれてくるはずでした。それが何らかの原因で分離が遅れたり、不完全だったために結合双生児になったのです。」

https://news.livedoor.com/article/detail/24447430/