群馬県高崎市の園芸店や個人宅から多肉植物などを盗んだとして、窃盗などの罪に問われた同市の無職の男(34)の初公判が23日、高崎簡裁(遠藤康浩裁判官)であった。男は3件の起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、男が、盗んだ植物を自宅で育てていたと指摘。同じ店で被害が相次いでいたことから、夜間の店内で捜査員が張り込んでいたところ、男が現れたため取り押さえたと明かした。今後、追起訴が5件前後あるという。

 冒頭陳述によると、男は昨年9月19~20日、同市の個人宅から植物18鉢(時価計約56万6000円相当)を盗み、今年3月1日には同市の園芸店から植物3鉢(同4万9500円相当)を盗んだなどとされる。

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