奈良署は7日、奈良市五条町の唐招提寺金堂(国宝)の木製の柱に、カナダ国籍の男性(17)が爪で傷を付けてアルファベットの文字を書いたと明らかにした。
文化財保護法違反の疑いで事情を聴いている。

 署によると、7日午後1時10分ごろ、観光客の日本人の男性が目撃し、連絡を受けた寺の職員が署に通報した。
文字は「J」(縦約4センチ、横約5センチ)と「Julian」(縦約2.5センチ、横約10センチ)の二つ。
柱の高さ約170センチの位置にあった。

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