複数国籍を何らかの形で容認する国は北南米、欧州、アフリカに多く、現在、世界では8割近くに上ります。
欧州ではドイツやオランダなど複数国籍に制限的な国もありますが、EU加盟国出身者や配偶者などには認めています。

自国民が出生後に外国籍を取得した場合に国籍の喪失を定めた国は、1960年に62%を占めましたが、2020年には22%に減少しました。
複数国籍の容認に向けた国際的な機運があったわけではなく、各国がそれぞれ判断した結果です。
複数国籍を厳格に認めない日本はいまや少数派と言えます。

https://www.asahi.com/articles/ASR7D346JR7DUPQJ001.html