【8月4日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」は3日、アブフセイン・フセイニ・クラシ(Abu al-Hussein al-Husseini al-Qurashi)指導者が死亡したと明らかにした。

 ISの広報がテレグラム(Telegram)で明らかにしたところによると、4代目のクラシ指導者は、シリア北西部イドリブ(Idlib)県でのイスラム過激派組織「タハリール・アルシャーム機構(HTS)」との戦闘で死亡した。死亡時期は明らかにされていない。

 ISは、イドリブ県の一部を支配するHTSがトルコ政府のために活動し、4代目の遺体をトルコに引き渡したと主張している。

 5代目指導者には、アブハフス・ハシェミ・クラシ(Abu Hafs al-Hashimi al-Qurashi)氏が就任したという。

 HTSは、4代目を狙った作戦について、犯行声明を出していない。(c)AFP


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