日大アメフト部の寮で覚醒剤と乾燥大麻を所持したとして逮捕された現役部員が、警視庁の逮捕前の任意聴取に対し「錠剤はもらったもの」と話していたことが新たに分かりました。8日の会見には林理事長自らが出席する予定で、違法薬物をめぐる大学の対応についてどう説明するかが注目されます。
7日夜、日本大学（千代田区）では、8日に予定されている会見を前に、緊急の理事会が開かれたことが関係者への取材で分かりました。午後8時ごろには、理事会が終わったのか、車が次々と出てきました。
この日の緊急理事会で議題の1つになったとみられるのが、覚醒剤取締法違反などの疑いで、日大アメフト部の現役部員・北畠成文容疑者（21）が逮捕された件についてです。
北畠容疑者は先月6日、アメフト部の寮で覚醒剤入り錠剤約0.198グラムと乾燥大麻約0.019グラムを所持したとして逮捕されました。覚醒剤と大麻は北畠容疑者のベッドの枕元にある鍵付きの収納ボックスから見つかったといいます。
現役部員によれば「部内で一番練習熱心」で「仲間思い」だったという北畠容疑者。警視庁の逮捕前の任意聴取に対し「錠剤はもらったもの」と話していたことが新たに分かりました。
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