みんなの広場
テレビの大食い番組に嫌悪感=アルバイト・谷口新二・74(岐阜県)

 テレビを見ていて嫌悪感を覚えることがある。それは、総重量3キロ超や、想像を絶する大量の香辛料を加えた激辛の料理を、
短時間で競争して完食する番組。これを見る度に、アフリカなど貧民国の子供たちが、飢えで痩せ細った姿の映像を思い出す。

 これらの国の人たちが、この番組を見たらどう思うのか心配でならない。
我が国も戦後食べ物がなく、痩せ細った子どもたちがいたことを忘れてしまったのか。
地球温暖化による異常気象や、ロシアのウクライナ侵攻による物流の遅延などで、食料危機が叫ばれているだけに、
あまりにも食べ物を粗末にして残念だ。

 食べ物を慌てて口の中に大量にほうり込む姿は見苦しい。激辛で口を開けてもんぜつする姿も。
そもそも大食いや激辛は、体にも決してよくない。視聴率を意識して通常では考えられないパフォーマンスを見せることは考えものだ。
このように思うのは私だけか。

https://mainichi.jp/articles/20230824/ddm/005/070/003000c