93人食中毒 “流しそうめん”の運営会社が「廃業」へ 湧き水から“カンピロバクター”で利用客に賠償(MRO北陸放送)
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8月、石川県津幡町の木窪大滝にある「大滝観光流しそうめん」で食事をした少なくとも93人が食中毒の症状を訴えた問題で、運営元の大滝観光は損害賠償を終えた時点で廃業することを明らかにしました。

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石川県津幡町の木窪大滝にある観光名所の「大滝観光流しそうめん」では、料理に使われる湧き水の原水から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出され、石川県の調べでこれまで少なくとも93人が食中毒の症状を訴えました。

運営する大滝観光は、今月5日にホームページで「現在、損害賠償の支払いを進めているとしたうえで、賠償を終えた時点で廃業する」ことを明らかにし「発症された皆様とその家族の方々、および関係者様には多大なる苦痛とご迷惑をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げる」としています。

「大滝観光流しそうめん」は、夏だけの期間限定の営業で30年以上の歴史があり、地元では季節の風物詩として親しまれていました。