自民党・小渕優子衆院議員(49)が新執行部の選対委員長に就任した。13日に会見。2014年に政治団体の不明朗な政治資金支出で経済産業相を辞任した件を聞かれ「誠意をもってご説明させていただいてまいりましたが、もし十分に伝わっていない部分があるのであれば、私自身の不徳の致すところ」と涙目で謝罪した。

 ネット上では、案の定「ドリル優子」がトレンド入り。2014年の事件で、関係先が家宅捜索された際、パソコンのHDがドリルで穴を開けて破壊されていたと報じられて以降、小渕氏が政界人事で話題となるたびに浮上するワードとなっている。

 MBS夕方ニュース「よんチャンTV」では、小渕氏の選対委員長起用について、永田町では「総裁選に向け茂木敏充幹事長への牽制」「森喜朗元総理の強力プッシュ」が指摘されていると紹介した。

 出演した豊田真由子元衆院議員は、「志半ばで亡くなられた小渕恵三元首相のお嬢さんを盛り立てようという動きがある」と指摘。いまだに永田町には「世襲とか、お世話になったという理由」で動くことや、「自分たちが総理総裁を決められるという前時代的な世代」が存在すると解説した。
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