
ジョージ・A・ロメロ“最後のゾンビ映画” 「トワイライト・オブ・ザ・デッド」の監督が決定
2023年9月14日 16:00
2017年に肺がんのため77歳で他界したゾンビ映画の始祖ジョージ・A・ロメロ監督が生前に企画していた幻の映画「トワイライト・オブ・ザ・デッド(原題)」の監督の座を、「マシニスト」「ザ・コール 緊急通報指令室」などで知られるブラッド・アンダーソンが射止めたことが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
「トワイライト・オブ・ザ・デッド(原題)」は、のちにゾンビ映画ジャンルの創始として語り継がれることになる1968年の長編デビュー作「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」にはじまり、遺作となった2009年の「サバイバル・オブ・ザ・デッド」まで、至極のゾンビ映画6作品を世に遺したロメロ監督が、自身が確立したジャンルに別れを告げるべく“最後のゾンビ映画”という位置づけで、亡くなる直前まで密かに構想をあたためていたもの。監督の死後は妻のスザンヌ・ロメロさんが、亡き夫に代わって企画を推し進めてきた。
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