熊本県教育委員会は12日、学校で公務用のパソコンを使い1700時間も不適切なサイトで動画を視聴した中学校教諭など3人を処分しました。減給処分(10分の1 6か月)を受けたのは、宇城教育事務所管内の中学校の54歳の理科の男性教諭です。県教委によりますと、この教諭は2021年から今年1月にかけて、理科室で公務用のパソコンを使い、音楽やギャンブル、アダルト系などの動画を視聴したということです。接続回数は約4000回、時間は約1700時間で、https://image.news.livedoor.com//newsimage/stf/f/2/f25a6_1836_2a7f2f343b5528a6f5f8c81d8b7fe72f.jpgこのうち約520時間はhttps://news.livedoor.com/article/detail/26046421/勤務時間中でした。

今年1月、市町村の教育委員会の情報技術指導員が遠隔操作でパソコンを確認し、不適切な動画の閲覧が分かったということです。
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教諭は、「他の教員や生徒の目の届かない場所で自分を甘やかし視聴した。反省している」と話しているということです。この学校の校長は戒告処分を受けています。このほか、県央の高校の47歳の工業の男性教諭が、2016年度から2022年度まで県教委に無断で教科書会社から編修の仕事を引き受け、約86万円の報酬を受け戒告処分となりました。県教委では、文部科学省からの依頼、かつ申請があれば教科書の編修を許可していますが、文科省を通さない依頼は認めていないということです。