ロシアで広がる「ゼノフォビア」…移民が標的、「テロ責任論」との分析も
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b36d3ad8c90c1e9971457f63790b330d48e2deb

モスクワテロ後、外国人への検問・規制強化案 移住民を殴打、所有建物に放火 労働力不足…移住労働者いなければ経済に打撃

 ロシアのモスクワ郊外のコンサート会場「クロカス・シティ・ホール」で少なくとも139人の犠牲者を出した「モスクワテロ」で、
実行犯の疑いで起訴された4人の容疑者が中央アジアのタジキスタン出身者であることが確認されて以降、
ロシアでは軽犯罪であっても外国人は追放すべきだと国会議員が主張するなど、「ゼノフォビア(外国人嫌悪)」が広がっている。

 ロシア大統領選挙にも出馬したウラジスラフ・ダワンコフ下院副議長は、モスクワテロ2日後の24日、テレグラムに「良心的に働きたがっている人だけでなく
露骨な悪を望んでいる人でも、あまりに容易にロシアに来ることができる」とし、「軽犯罪であっても追放するなど、あらゆる範囲の措置が必要だ」と投稿した。