鹿児島県民から長年親しまれてきた銭湯「太陽ヘルスセンター」が燃料費の高騰を理由に3月31日に閉店した。33年の幕を閉じる最後の瞬間まで閉店を惜しむ多くの客が訪れた。しかしその後、この浴場施設で男性客による不適切な利用があったことを一部メディアが報じると、ネットは大炎上。一体何が起きたのかー。

■「お子さんや奥さんと一緒にいらっしゃってる男性客までもが…」

市内にある源泉数は約270カ所にもおよび、県庁所在地では日本一の湯処である鹿児島市。銭湯と呼ばれる公衆浴場のほとんどが温泉で、大人も子どもも数百円で入浴できることから「朝の出勤前にひとっ風呂」との習慣も根付いているのだとか。

そんな鹿児島市で長年、親しまれてきた銭湯「太陽ヘルスセンター」が3月31日に閉店した。表向きの理由は「燃料費の高騰」というのだが…。

10年近く通っていた地元の男性常連客は言う。

「鹿児島中央駅や鹿児島インターからもアクセスがいい天然温泉で、市内にある銭湯のなかでも特にお風呂の種類が多く、珍しい2階建ての仕様でした。寝風呂や打たせ湯、歩行浴、さらに遠赤外線サウナと蒸気サウナなどがあり、テーマパークみたいに子どもから大人まで楽しめる最高の銭湯でした。

特に蒸気サウナは、熱すぎるサウナが苦手な自分には居心地のいい空間だったんですが、実はこの蒸気サウナ内で、不適切な行為をする男たちががいて……あまりに酷すぎて一時期は閉鎖されていたほど。しかも今回の閉店には、その男たちがからんでいたとも聞いていて、本当にガッカリしています」

不適切な行為とはいったい?

「太陽ヘルスセンター」を運営していた不動産業者スタッフが深いため息をつきながらこう説明する。

「一部の男性客同士が、蒸気サウナの中で抱き合ったり、愛撫したり、なかには“合体”するなど、不適切な行為が横行していたんです。お子さんや奥さんと一緒に来店された男性客までもが、触発されたのか、サウナ内でそうした行為をしていることもあって、本当に何が何だかわからないです」

施設内で実際に初老男性に声をかけられたことがあるという会社員(45歳)もこう話す。

「あれは平日の仕事前、早朝5時に蒸気サウナ室に一人で入ったときのことです。初老男性から『最近、暑いですね』と声をかけられたんです。相槌を打つと『お子さんは元気か?』と聞いてくる。https://news.nifty.com/article/item/neta/12378-2997012/

もしかして週末に妻や子どもと来ているのを知ってるのかな、なんて思いながら『そうですね、まあ』なんて答えたら、突然、耳元で『大きくしてあげようか』と言ってきたんです。僕は会社の人から“噂”を耳にしていたので『ついに来たか…』と思いながらも『そういうの、いいんで』と言って立ち去りました。60〜70代くらいの白髪の方で、こんなご年齢の方でもそういうことを言うんだなと思いましたけどね」