
前回の衆院選までの神奈川7区は、港北区全域と都筑区の大半を含んだ選挙区でしたが、選挙区ごとに有権者の数が異なる「1票の格差」を是正するために神奈川県内では小選挙区の議席数が2つ増やされ、都筑区内は川崎市宮前区とともに新設された「神奈川19区」に移っています。
そのため、今回の衆院選から神奈川7区は港北区のみで構成される選挙区となりました。
3年前の前回選挙では、与野党の現職2氏が対決する構図でしたが、今回は与野党3党と無所属の計4氏が立候補しました。
6回目の当選を狙うのが外務副大臣・財務副大臣の経験を持つ自民党の鈴木馨祐(けいすけ)氏(47歳)。前回まで4回連続で小選挙区で勝利しています。
前回小選挙区では僅差で敗れ比例関東ブロックから当選となった立憲民主党の中谷一馬氏(41歳)は、同党県連の幹事長として3選を小選挙区から目指します。
2011(平成23)年に県議(港北区)の当選経験を持つ日本維新の会の宗像(むなかた)富次郎氏(63歳)は、サーフィン日本代表の元監督としても知られます。
無所属の大野拓夫氏(56歳)は衆参両院の国会議員秘書をつとめ、政治の現場で政策づくりに携わってきました。妻の大野トモイ横浜市議と活動を行っています。
今回、鈴木氏と中谷氏は綱島駅西口、宗像氏は日吉駅前(商店街側)、大野氏は大倉山駅前(エルム通り側)にそれぞれ選挙事務所を置き、港北区内全域で運動を行っていく予定です。
https://hiyosi.net/2024/10/16/election_2024-2/