「大統領が使う言葉ではない」と批判浴びたマクロン氏、撤回を拒否
フランスのマクロン大統領は7日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン未接種者に関する発言を巡り批判を受けていることについて、
発言撤回を拒否し「私は全責任を負う」と述べた。
マクロン氏は5日付の地元紙のインタビューで、未接種者に「うんざりさせる措置をとる」と述べた際、
「くそ」を意味する俗語に由来する表現を使い、野党や国民から「大統領が使う言葉ではない」「国民を分断するな」などと批判された。
マクロン氏は会見で「一部の国民(未接種者)が自由に振る舞い無責任になるならば、それこそ国の分断だ」と改めて未接種者を批判した。
仏政府はワクチン接種を事実上義務化する法案を国会に提出しているが、未接種者らは反発している。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220108-OYT1T50146/