地下鉄車両廃材でかばん アップサイクル積極展開
滋賀県野洲市に自社工場を持ち、大阪本社にサンプル職人やデザイナーを抱えるかばん、袋物の縫製メーカー。
自社ブランドで、廃材を活用する「アップサイクル」にも積極的に取り組む。
今年3月には大阪メトロと連携し、地下鉄車両の廃材を使った「『ハイテツ』カバン」を発表。
地球環境に対する配慮だけでなく、デザイン性の高さや使い勝手の良さからも注目を集める。
事業のメインはOEM(相手先ブランドによる生産)。縫製メーカーの強みを生かして自分たちでも「社会の役に立つ」商品を作ろうと
約10年前に自社工場を立ち上げ、オリジナル商品の開発にも力を入れてきた。
第1弾として、規格外で産業廃棄物として捨てられる消防用ホースを、丈夫で色鮮やかなかばんにアップサイクル。
ペットボトルのリサイクル素材を使用した商品や、障害のある人らとの共同企画商品もブランドの大きな柱になっている。
https://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/akinai/220428/20220428052.html