学術会議が総会日程を延期 「12月8日と21日に」と発表
10/24(月) 21:01配信
日本学術会議の梶田隆章会長は、きょうから予定されていた総会を延期して、「12月8日及び21日の2日間に設定した」と記者会見で発表しました。8月には示されるとみられていた学術会議の在り方の見直しについての政府の方針が未だ示されていないためです。
きょう、辞表を提出した山際大志郎経済再生担当大臣が8月下旬の内閣改造で新たに学術会議担当となっていたため、旧統一教会との関係をめぐる問題の影響とみられます。政府は当初、この夏に学術会議の組織形態に関する方針を示し、学術会議は総会で今後の対応を決める予定でした。
学術会議によりますと、もともとは8月10日の臨時総会で議論をする予定でしたが、政府の方針は示されず、きょうから予定されていた総会にも間に合いませんでした。延期により、新たに設定された12月8日と21日の日程も政府側と協議して決めたものではなく、学術会議として12月に総会を開催可能な日程はこの2日しかなかったためということです。
学術会議では今月21日に山際大臣あてに政府方針の早期の公表を求める文書を送っていたということです。
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