大型ティラノの仲間の化石、長崎でまた発見 “恐竜王国ニッポン”鮮明に
https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20221108_n01/
史上最強の大型肉食恐竜として人気の、北米のティラノサウルス。同様に大型の仲間の歯の化石が、長崎半島西海岸にある後期白亜紀の約8000万年前の地層から新たに見つかった。
長崎市と福井県立恐竜博物館が発表した。2015年に発表した同じ地層の2点に続くもので、かつて日本でも大型のティラノサウルスの仲間が闊歩(かっぽ)していたことが、さらに鮮明になった。
この海岸の三ツ瀬(みつせ)層と呼ばれる地層から2019年4月に発掘され、鑑定により大型のティラノサウルス科の歯と判明した。
長さ85ミリ、根元の幅33ミリ、厚さ18ミリで、右下あごのものとみられる。生え替わりで抜けたもので、中央部は周囲の地層の圧力で変形している。歯冠の全てと歯根の一部があり、保存状態は良好という。
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(おわり)