『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は6つのアニメスタイルで描く ─ シド・ミード風未来世界「アース-50101」も判明
革新的なアニメスタイルでアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2019)の続編
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、なんと6つのアニメスタイルを複合した作品になるという。
脚本・製作のフィル・ロードが英Empireに語った。
「1作目は全編ひとつのアニメスタイルを貫いたけど、今度は6つです」とロードは話す。
これまでに本作は「6つのユニバース」で展開されることが明らかになっていたが、それぞれが全く異なるアニメタッチで描かれる。
ロードは。「『ミッチェル家とマシンの反乱』で学んだことも全て活かして、この映画の野心に応えられるよう、さらに進化させています」と続けている。
「新しい環境に入る度に驚かせて、でもそのアニメスタイルがストーリーを反映していて、
さらに映像が感情によって動いていて、頭でっかちなアートプロジェクトとは正反対です」。
さらにロードは、『スパイダーバース』ユニバースへの期待が膨らむ新情報も提供している。ロードの説明によれば、
ティザー予告編に登場した世界は「アース-50101」で、通称「マンバッタン(Mumbattan)」。
インドのコミックと、『スパイダーマン 2099』のNueva Yorkを参考にした世界で、
『ブレードランナー』や『∀ガンダム』で知られるシド・ミード風の未来想像図だと言う。
https://theriver.jp/spm-atsc-6-style/